遺憾

キャー見ないでキャー。でももう遅かった。
ちょっとどうしてもこのページ内に読まれたくない部分がありまして、それをおととい必死に書き直していざアップという段になりFTPが「接続できません」と。おそらくサーバのメンテナンスだろうけども。ああ。まあいいか。

やはり褒められるのは嬉しいものですね。ありがたい。素直にそう思う。

ライヴをやらないかとメールくれた方は「今月31日に」と言っているが微妙かもしれない。というかまだ練習してないし。いきなり5,6回の練習でライヴというのはやはり見せる物としては明らかにクオリティーが低くなりそうな気がする。どうせやるのならそれなりにちゃんとしたものを見せないといけないと思うし。常識的に考えるとやはり断るべきか。しかし一方ではこういう展開に敢えて乗ってみるというのもおもしろいのではないか?と思ってしまう自分も居たりするもので・・どうしようか。

最近まったく他人の方から「ライヴ出ませんか」「曲イイですね」とかいうメールをいただきまして。とっても嬉しいです。元気出ます。そして驚き。なんともいえない感覚を覚えております。僕は自分を過小評価する傾向にありまして、どうせ自分が作っている曲なんて・・などと思いがちでした。そのせいか今まで自作曲を人に聴かせたことはほとんどなく、聴かせても「へぇ」「音が大きい」、「曲が長い」、「ノイズがうるさい」といった感想をいただけるのが精一杯でしたので「イイですね」なんて言葉を聞いたことによって、これは夢なのか?ドリームなのか?三笑亭夢ノ助なのか?とか、いやこれは何か仕組まれているのかもしれない、などと思ってしまうような鬱屈気味の精神が知らず知らずのうちに育っていることに気が付きました。実は今でもMUZIEの投票はMUZIEの人間がサービスで数日に1回位投票しているのではないかなどと勘ぐってしまう程です。大袈裟ですが

そんな僕がMUZIEに曲を登録し、また今更ながらバンドのようなものを作って、しかもライヴまでもやろうかと思い立ったのは一体なぜなのか。それは昨年8月頃に諸事情により倒れ、体が硬直し視界が白くなっていく体験をし、そして漠然と死を意識することとなり、今までの自分の人生を振返った時に自分は今までに何をしてきたのだろうかとか考えたところ、音楽しかなかった。人間はちょっとしたことで死んでしまう。何が起こるかわからない。突然の大地震かもしれないし、北からの衛星かもしれないし。そんなことを考えるほどに自分に残された時間は少なく、そして自分に残された物は音楽しか無い、という思いが強くなっていった。そして自分の音楽を誰かに聴かせたいなどと思うようになり(それまではあまり思わなかった)、そして12月頃には大分回復していたんですがベースの人が違うバンドに駆り出されていたりしてバンド的な動きは出来ず、とりあえずMUZIEで音源を発表し始めて〜で現在に至るのですが。

今まで各方面に向けて売れようとする行為についてあれこれ言ってきましたが、自分自身は別に「売れたくない」と言ってる訳じゃなくて。少なくともライヴして赤地出ない位の理解者は欲しいなとは思います。「今日のライヴ最低だったよ馬鹿。今度はがんばれ」と笑ってアドバイスしてくれるようなそんな理解者が居てくれれば最高ではないかと。ただそのそういう理解者を得る為に、自分を偽るようなやり方に対して僕はあまり興味はない。このままの状態の自分自身に対して何かしら評価なり理解なりをいただければいいと思う。そういうスタンスでやりたい。その辺をご理解いただけると嬉しいのですが。